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留守電

またまた、めりさんのブログ「めりどぎ merry, doggy, merry」を拝見してて思い出してしまった。

これも一人暮らしをしていた学生さんだったころの話だ。
ある日、帰宅すると自宅電話の留守電ランプがチカチカしていた。
携帯電話どころか、ポケベルすら普及していなかった時代ではあったが、友達の類がイチイチ留守電にメッセージを残すわけがなく、どうせ母親か祖母あたりのメッセージである場合が殆どであった。

また小言の類だろうと思い、再生ボタンを押し、帰りがけに買ってきた食材を片付けようとした。

「・・・一件です。ピィー・・・ターちゃんごにいるのっ!

・・・「ターちゃん」?
あまりの剣幕に片付けようとした卵を落としてしまった。
40~50歳位の女性の声で「ターちゃん」なる人物に対するメッセージのようだ。
当然ながら私は「ターちゃん」ではない。
「ターちゃん」は何をやらかしたのだろうか?凄まじい剣幕である。やたらと濁点が入る。

あまりの剣幕と想定外の事態に、私はその場に立ち尽くす。

ターちゃん!、今っでらの!?ターちゃん、どうしてらの!?・・・(繰り返し)」

同じような台詞が、同じテンションで繰り返される。
どうやら「ターちゃん」は何かをやらかして連絡がつかない状態らしい。
そのうち、段々と感極まってきたのだろうか?
ターちゃん!ターちゃん!ターちゃん!ターッッ! ップ、午後○時○分、デス。

留守電の最大録音時間を超えてしまったらしい。
私の足元では、買ってきたばかりの卵10個パックがひしゃげていた。

当時、私は律儀に留守電の応答メッセージに自分の声を入れていた。
「○○です、ただ今留守にしております。ご用の方は発信音の・・・」
そう、律儀に名乗っていたのである。
にも関わらず、このメッセージだ。

「ターちゃん」なる人物は、私と同じ名字で、かつ声まで似ていて、その上電話番号まで似ていると言うのだろうか?

その後、この女性から電話がかかってくる事はなかったし、それ以外の人からも「ターちゃん」宛てに電話がかかってくる事はなかった。
全てにおいて完全な間違い電話だったのだろう。

しかし、「ターちゃん」はこれほどまでに人を激昂させるほどのナニをしたのだろうか?
私がそれを知ることは、永遠にないだろう。

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コメント

ターちゃんは…ターちゃんは…っ

…一体何をしたのでしょうね???

しかしフムフム。訛りが強いという事は(◎_◎)

もしやこれは、「ターちゃん」ではなく、「父ちゃん」かもしれないですね。かつ、蒸発したんですよ。うむっ。そんで、電話の主は、「母ちゃん」で、どうにかして、とうとうついに電話番号を、入手したワケです。

だから、虎徹さんの名乗った名前は、当然「偽名」と思われたのです!!!

でで、虎徹さんの若い声での録音は、きっと「父ちゃん」がよそゆきの声を作ると、トーンが若かったんですっっ!!

…間違いないっ!!

(…いえあの。スミマセン、読み流して下さい。妄想です…)

投稿: めり | 2009年7月26日 (日) 17時26分

なるほど、「ターちゃん=とーちゃん」説ですね。
東北系の方言なら、「おど・おどさま」に類似した感じでしょうが、電話での話なので東北人とも限りませんからね。
一度、ナニをドウ間違ったのか、香川県の方あての間違い電話がありましたし。

当時、実は似たようなことを推測してまして、「ターちゃん」は源氏名なのでは?と考えました。
「ターちゃん」はホストで、この女性から逃げ回っているのではないかと。で、「ターちゃん」の本名は知らなかったと。

ちなみに、このメッセージ、あまりに面白すぎたので電話のテープ(昔の留守電って小さいカセットテープ使ってましたよね)を入れ替えて永久保存版にしたのですが、引越しのドサクサで紛失してしまいました。
何かの拍子に出てこないかな?

投稿: 虎徹 | 2009年7月26日 (日) 19時00分

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