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ゆき、ルビコン川を越える

01_22009年10月18日、この日は「ゆき」にとって野望へ一歩、確実に近づいた日となった。

以前から述べているとおり、「ゆき」は水が嫌いである。
全く濡れてしまった経験が無いわけではない。雨の日の散歩もあれば、シャンプーされることもある。我が家の次女に無理やり入水させられたこともある。
しかし、これらは全て「ゆき」の意思による結果ではない。

今回、「ゆき」は初めて自らの意思によって、体が濡れてしまうことを選択したのだ。

冒頭の画像は、海辺で遊ぶ「こてつ」と「ゆき」である。「こてつ」からオモチャを奪い、そのオモチャを私の元へ持ってくるの図である。
「ゆき」にオモチャを奪われる「こてつ」が少々不憫だったので、私は「こてつ」がオモチャを獲り易い様に、海にオモチャを投げることにした。
こうすれば、「ゆき」が波打ち際で躊躇している間に、「こてつ」がオモチャを奪い去って彼の望む追いかけっこになるだろう、そう考えたのだ。

しかし、結果は驚くべきものだった。少々躊躇したものの、「ゆき」はオモチャを獲りに向かったのである。濡れることが嫌いで、水溜りを避けて歩くような「ゆき」がである。

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そう、彼女は気付いてしまったのである。いずれ波がオモチャを運んできてくれることを。
波打ち際の、濡れる最小限の場所でオモチャを拾えば良いのだと。それでも、「ゆき」にしては決死の覚悟だったに違いない。

しかし、「ゆき」はまだ気付いていなかった。真の恐怖に。
引いた波はまた戻ってくるのだ。足が濡れることを気にして、回収に手間取る「ゆき」。
そんな彼女を次なる波が襲う。
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「ゆき」は完全に波に飲み込まれてしまった。しかし、慌てることなくオモチャに向かう。
シャンプーの度に暴れ、ビビリションをかます彼女はどこにもいない。
そんな彼女が必死で追ったオモチャを「こてつ」がちゃっかり奪い去る。
当初の私の構想は完全に逆転してしまった。


もはや「ゆき」に恐れるものなど何も無い。只無人の野を進むが如くである。
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・・・とは大げさだが、遊ぶために足を水につけることは許容したようである。
さすがに完全に波に飲まれた後は、学習したのか飲み込まれるようなことは無くなったし、完全に体を浸けてオモチャを獲りに行こうとはしなかったが、自らの意思で水に足をつけたことは、彼女にとって大きな前進だろう。


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でも、やっぱり濡れるのは嫌みたい。


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コメント

おおおおおおおおおおお。

世界が広がったんですね~、ゆきちゃん。こてつ君の様子を見ていてイキオイがついちゃった、とか、もういい加減、水嫌いで通すのに不便を感じている矢先だった、とか、色々タイミングもあったのかも知れませんが、これで遊びの幅が広がりますね。

…こてつ君には、自分の独壇場がなくなってしまう事になるのでしょうか。

でも、一度出来ても、次は何故かダメだった、なんて事もありますしね…次回のレポートも楽しみにしております♪

最後から2枚目の画像、ナイスです!

投稿: めり | 2009年10月20日 (火) 08時40分

とうとう「こてつ」君の聖域が奪われたか?!
「ゆき」ちゃんのおもちゃへの執念は素晴らしいですね~。
そうでなくては、フリスビー犬にはなれないってことか。

あ~でも写真を見ると、やっぱり水に濡れたくはないようですね。この踊っている足が、またまた、、

「こてつ」君、漂流物が気になるようですね~。
ひとつ前の記事の喜々としておもちゃを運ぶ「ゆき」ちゃんと年上の貫禄を示している「こてつ」君、対照的な写真でおもしろいです。
「こてつ」君の走っている姿かっこいいのになぁ。

投稿: mugi | 2009年10月20日 (火) 10時29分

めりちゃん、こんにちは。

「ゆき」ちゃん、とうとう海上へ進出です。前々記事からバレバレですけど・・・

次回以降、どうでしょうね?もう少し波の穏やかな海や、浅い川など、ハードルを下げてみれば等と画策しております。

画像のとおり、やっぱりまだ濡れるのは避けたいようですし。

投稿: 虎徹 | 2009年10月20日 (火) 12時50分

mugiさん、こんにちは。

このオモチャに対する執念はなんなんでしょうね?
あとはJETくんのように、泳いででも取ってくる位になれば面白いのですが・・・JETくんは泳いだり飛び込んだりすること自体が楽しいようですので、そこまでは・・・無理かな?

逆に、「こてつ」がこの姿に触発されないかなぁ等と最近では考えるようになりました。

いつでも腹ペコの「こてつ」は漂流物の発するニオイが気になるようで・・・
この日もちょっと遊んだら、あとはずっとニオイを嗅いでいましたよ。

投稿: 虎徹 | 2009年10月20日 (火) 12時57分

虎徹さん、こんにちは。
ゆきちゃん、ルビコン川渡っちゃったんですね。。。
これって、以降の運命を決める後戻りできない選択ってときですよねー。
しまった、大丈夫か、ゆきちゃん。

、、、というゆきちゃんには是非、水に浮くタイプのフリスビーを!
各種出回っておりますよ。(あ、もう虎徹さんのことだからお持ちかな?)

などと、冗談はさておき。

たぶん、わんこはやりたいことがあると、こういう障壁はいとも簡単に越えちゃう時があるんでしょうね。

うちのラディーも、ちょっと泳ぐのを躊躇したときもあったのですが、子供達が遊んでいると、矢も楯もたまらず自分からあっさり入っていきましたっけ。

こういう思い切り、人間も見習わなくては、ですね。

本日のお題。
「水と心のせめぎ合い」
「決断の波打ち際」
「遊びたいけど身体は正直よ」
「キャッチに水差す無粋なやつ」
とりあえず、並べてみました。
(ごめん、こてつくんのが無かった・・・)

投稿: Laddypan | 2009年10月20日 (火) 18時17分

Laddypanさん、こんばんは。
タイトルも文章も少々大げさ気味にしてみました。
そして水に浮くフリスビー、只今物色中です・・・

そうそう、「こてつ」も子供達が入っていたら、いとも簡単に自分から海に入っていきました。
それまでは、足のつくところまでしか入水しなかったのに、一気に泳いでいきましたよ。


あ、「こてつ」くんは仕方ないです。
今回、全く見せ場無しでしたから。。。

投稿: 虎徹 | 2009年10月20日 (火) 21時15分

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