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ヴァカの遺伝子

本ブログにおいて、度々紹介される我が次女の奇行
その所業の数々は、最早私の貴重なネタ元でもある。

そんな次女に対し、長女の露出は滅法少ないわけであるが、これは長女が次女と比較しマトモだからではない。
次女よりも年齢を重ねたことにより、若干奇異な行動が少ないだけであり、また、次女であれば笑ってネタに出来るような行動ではあるが、長女の場合は最早笑えないレベルで流石にネタ化できなかったりすることが、大きな要因である。

そんな我が長女であるが、今日もオモロイことをやらかしてくれた。

今日の長女は、我が家から徒歩10分強の場所に位置する「青森市中央市民センター」にて、期末試験対策と称して、友達とお勉強をしていたとのことだった。
しかし彼女は、自転車で行ったのに歩いて帰宅してきたのである。
その理由は、「自転車が盗まれた」とか「鍵を紛失した」とかで自転車を現地から動かせない等といったモノではなく、

自転車で行ったことを忘れていた。

というものであった。
しかも、彼女がそのことに気づいたのは、帰宅してから数時間を経た午後9時近くであった。
どこをどうしたらそんな結果になるのか、小一時間ばかり問い詰めたい気持ちで一杯になったが、その時点で、長女は妻から「アホか、バカか」と容赦のない罵声を浴びせられており、私はフォローに回るしかなくなっていた。
どんなバカでも、何らかの逃げ道を作ってあげないと反省のしようも無くなってしまうからである。

ただ、フォローのしようもないので、
「これから”こてつ”の散歩に出掛けるから、ついでに中央市民センターへ寄って来るよ。すぐに取りに行かないと、盗まれたり悪戯されるかもしれないからね。でもお前も一緒に来るんだよ。やっちゃったことは仕方ないけど、忘れたのはお前なんだから、ちゃんと自分で責任をとらないといけないよ。まあ、いつもよりも人数が多くて”こてつ”も楽しいじゃないかな?気分転換がてらたまに一緒に散歩するのもいいと思うよ。」
と、私が思いつく精一杯優しい言葉をかけてみた。

実のところ、とっとと取りに行って来いと言いたかったのだが、一応思春期の女子であり夜の一人歩きをさせる訳にもいかず、また、本当に盗まれたり悪戯されたりすると、私の財布が財源となっている自転車だけに、そんな事態になった場合一番ダメージが大きいのは私だったりするので、最早こう言う以外に道はなく、逃げ道がないのは私であるためだったりする。

そんなこんなで、11月24日・「こてつ」の夜散歩は久しぶりに長女同伴と相成った。
道中、部活のこと、勉強のこと、その他学校生活のことなどを話しながら和気藹々と進む。
たまには、こんな時間もいいものである。
そうして十数分後、目的地である中央市民センターへ辿り着く。
どうやら自転車は無事なようである。多分私の安堵感は長女以上であったことだろう。



しかし、これで一件落着といかないのが、我が長女の長女たる所以である。

鍵を忘れてきやがったのだ。

しかも、私は家を出る際に長女に言ってあるのだ。「自転車の鍵、ちゃんと持った?」
長女はコートのポケットをポンポンと叩き、大丈夫と答えたのだ。
しかしイザ現場に辿り着くと鍵が無い。長女曰く「あっ、バッグの中だった・・・」
あの「ポンポン」はなんだったのだ?そして何が大丈夫だったのだ?

もう一度自宅に戻る道中はほぼ無言であった。「こてつ」だけが無邪気に尻尾を振りながら歩いている。
しかし、その「こてつ」でさえ、二度目の往路に差し掛かると、「なんで?」って顔をする。
いっそ、2往復目は車で行きたいとさえ思ったが、それでは本当に歩いた意味が無くなってしまう。



そう言えば思い出した。
私の小学校の頃の通信簿の通知欄に「忘れ物が多いようです」と書かれていたことを。
私は長女の行動パターンを把握したうえで、鍵を忘れていないか確認をしたが、我が一族のDNAはそんな私の浅い思慮など凌駕してくれたようだ。

世の中、簡単に思うようには事が運びませんね。だから面白い。

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