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闘痔の旅番外編 奥八九郎温泉

20101120_00

秋田県鹿角郡小坂町の山中にあるという野湯・奥八九郎温泉。

存在自体は聞き及んでいたものの、漠然としたイメージから、困難を乗り越えなければ辿り着けないような気がしていたのだが、改めて地図を確認し情報を調べてみると、意外とすんなり行けそうである。

そういう訳で、2010年11月某日、同所に突撃を試みた次第である。

東北自動車道小坂ICを降り、県道2号線大館十和田湖線を小坂・十和田湖方面へ入り、国道282号線へ。
国道282号線を青森県平川方面へ入り北上し約6km強進んだ地点で右折し野口・八九郎方面へ。
ここから約3kmほど道なりに進むと林道への入り口が現れる。
一応、林道の入り口には「奥八九郎温泉2.5km」と小さな案内板が設置されている。
ここから砂利道を道なりに約2km強進むと、件の奥八九郎温泉が現れる。
私の拙い文章表現では判りづらいかと推測されるので、今回のルートを地図と動画で貼り付けておくので、そちらをご参照いただければと存じ上げる。


より大きな地図で 奥八九郎温泉 を表示


ちなみに、便宜上「奥八九郎温泉」と表現したが、今回の目的地や世間一般で「奥八九郎温泉」と呼称されている場所の少し手前にも、地から自噴する野湯が存在しており、元々こちらが「奥八九郎温泉」とされ、今回の目的地については「奥々八九郎温泉」と区別されているようなので、以降、当ブログにおいてはその呼称に倣うこととする。

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目的地付近に近付くと、突然赤茶色に染まった場所が右手に広がる。
ここが「奥々八九郎温泉」らしい。
お湯がボコボコと湧き上がり、お湯に含まれる成分で周辺はコーティングされている。
元は有志の方々が使いやすいように浴槽サイズに穴を掘ったものと推測されるが、それが見事にコーティングされ滑らかで美しい浴槽へとなっている。
湧き上がる姿と美しい天然浴槽を眺めているだけでも楽しい。

11月ということもあり、少々肌寒い感もあったが、ここまで来たからには当然そのお湯を堪能したい。
手で触った感では、湧出口付近で少し熱め、湧出口より溝を伝わって形成されている浴槽は少し温めといった感じで、浸かるに問題ない。

泉質は、「古遠部温泉」に近いだろうか?直で較べたわけではないので比較は難しいが、古遠部温泉と比べて鉄分・炭酸ガスを強めて、塩分を弱くしたような印象を受ける。

野湯ではあるが、前出の通りその成分によりコーティングされており、浴槽の身体にあたる感触も滑らかで、意外なほどに野湯だからといって我慢する部分は少ない。流石に浴槽の底には葉っぱやら人毛やらが沈殿しているが、まあ、ここに浸かってみようと考える時点でそんなことを気にする人は少ないだろう。

なお、思春期真っ盛りの私の長女(中1)は、人目がないことをいいことに、一応持ってきた水着も着用せず全裸で突入した。血は争えないということか。

芸能人も来たりして、知名度の高い「奥々八九郎温泉」に対し、「奥八九郎温泉」はやや判りづらい場所でひっそりと湧いていた。
「奥々八九郎温泉」の数百メートル手前を脇道にそれ、橋を渡った先にある。

判りづらい立地であるためか、こちらは訪れる方々も少ないようだ。
実は、私は突撃を決めてからその月のうちに、この周辺を三度訪れている。
「奥々八九郎温泉」はその都度訪問する方を見かけたが、こちらは誰も見かけなかった。

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藪に囲まれ、「奥々八九郎温泉」に比較すると突入するに躊躇してしまったが、温め(体感では30度ちょっと)の湯温は夏場なら気持ちいいだろう。

奥々八九郎温泉とそんなに距離は離れていないが、こちらの方が鉄分が薄かった。薄かったというより、私が訪れた時は、炭酸ガス+土類臭(落ち葉の臭い?)しかしなかった。
一緒に突撃した、私の次女もそのような感想を述べていた。

万人にお勧めできるものではないが、ロケーションといい、泉質といい、「素晴らしい」の一言に尽きる。
だが、あくまで国有林の中に所在する野湯であり、また有志の方々によって維持されているモノであろうから、そのリスクを承知したうえでマナーを守って堪能したいものである。

周辺でキャンプを張ったと思われる跡があったのだが、ゴミやウンPが残されていた。
(ゴミは処理しましたが、流石にウンPには手をつける気になりませんでした)
ゴミは持ち帰り、ウンPはせめて穴を掘って土中に処理していただきたいと存じ上げる。
また、そのウンPの上に自身のマフラーを拭いた紙を放置するのも止めてほしいものである。

おまけ 別ルート



おまけ 奥八九郎温泉へ

「おまけ 別ルート」は国道282号線のこの辺りを野口方面に入ったモノです。
「おまけ 奥八九郎温泉へ」は、「奥々八九郎温泉」へ向かうルートから、途中脇道にそれて「奥八九郎温泉」へ向かったモノです。

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コメント

秋田県に 温泉 最高級です。
見てるだけで幸せ気分満喫させて貰えました。

投稿: ティーカップ | 2010年11月26日 (金) 17時05分

ティーカップさん、コメントありがとうございます。

野湯ということで、入るにはちょっと躊躇しますが素晴らしいロケーションでした。

本州のはずれの方ではありますが、高速道路を下りて割りとすぐに辿り着けるので、東北方面へご旅行の際は、こちらに立ち寄ることをプランに組み込んでも面白いかと存じます。

投稿: 虎徹 | 2010年11月27日 (土) 22時06分

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