少し現実から離れて妄想中
8月31日水曜日 曇り後雨 最高気温26.4度 最低気温21.2度(青森)
引き続き、私の妄想の続きである。
妄想段階において現実的な話ばかりしても面白くないので、少しだけ現実から離れてみよう。
昨日の話では、祖母の送迎における優位点及び、家族構成における万が一の必要性により、3列シート(6人乗り以上)+スライドドアの自動車が、我が家においては現実的に望ましいということであった。
だが実際には家族6人全員+犬2匹で移動したことは無い。
なぜなら、そこに含まれている私の弟は引きこもりで、その中には加わらないからだ。
なので、実績から考えると、人間5人+犬2匹で考えても問題は無いのだ。
そうなると、また選択肢が変わってくる。
つまり5人定員の少し大きめのセダンやワゴンでも、とりあえずは問題ないのだ。
祖母の乗り降りに関しては、私が一働きして、運転手を職業としているが如く彼女の手を引き乗降の介助をしシートベルトを装着させドアを開け閉めすれば良いだけである。
私が少し手間をかければイイだけの話である。
むしろ手間をかけた分祖母には感謝され、傍目にはとても美しい光景に見えるかもしれない。
しかし、セダンやワゴンを選択するとなると、また選択基準が変わってくる。
3列シート+スライドドア車の場合は、いくら車を走らせる楽しみを追い求めたとしてもたかが知れているため、どうしても後席の居住性やらユーティリティを選考基準にしてしまうのだが、セダンやワゴンであれば後席の居住性等については大差がないであろうから、むしろ車全体としての出来(私の主観による)を重視したほうが結果的に良いであろう。
そうなると、まず外せない要件がマニュアルミッションである。
いまどきのATはとても出来が良くて、私の下手くそなシフト操作に比べたら、黙ってDレンジに入れておいたほうがずっと良く走るだろう。
また、ATでも任意でシフトチェンジが出来たりする車種もあり、これは間違いなく私がマニュアルでシフトチェンジするよりも早いだろう。
F1だってパドルシフトだし。
そんな私がマニュアルミッションを操っても、ほとんどメリットはないだろう。
だが私はマニュアルで操作したいのである。
重いクラッチを蹴るように踏みたいのである。
だが世の中はATが主流である。
タクシーにもATが増えた。GT-RだってセミATだ。今や現行車種でマニュアルミッション車を探すほうが大変だ。
なので、まずは自分で知る限り・調べられる限りマニュアルの選べるセダン・ワゴンを探してみた次第である。
(4ドア・5ドアの3ボックスもしくは2ボックス車のみ。軽自動車を除く。SUVと呼ばれるものも含む。メーカー側でビジネス用途と位置付けているものは除く。輸入車においては正規輸入されている車種のみ)
トヨタ
カローラアクシオ
カローラフィールダー
ヴィッツ
オーリス
ラッシュ
日産
ノート
エクストレイル
三菱
コルトラリーアートVersion-R
ランサーエボリューションX
パジェロ
ホンダ
フィット
マツダ
デミオ
アクセラ(マツダスピード アクセラ)
アテンザスポーツ
RX-8
スバル
レガシィツーリングワゴン
レガシィB4
インプレッサ
インプレッサANESIS
インプレッサXV
フォレスター
WRX STI 4door
WRX STI 5door
ダイハツ
ビーゴ
スズキ
エスクード
スイフト
光岡自動車
ガリュークラシック
ガリュー2-04
ヌエラ6-02
BMW
1シリーズ5ドア
3シリーズセダン
ポルシェ
カイエン
プジョー
308HB
ルノー
ルーテシア
カングー
調べてみて意外と多いことにびっくりした。
またメーカーによって傾向が違うことも面白い。
トヨタは明らかに廉価版への設定だ。日産はMTを排除したいのだろうか?確かエクストレイルのMTはディーゼル車のみで、これは当初ディーゼルエンジンのトルクにATだと対応できなかったと聞いた。
スバルは昔からそうであるが各車にMTの設定がある。しかもフラッグシップグレードにだ。
MTが設定されていないのはトヨタからのOEM車種とレガシィ・アウトバック、エクシーガ位である。
マツダのラインナップも、スポーティなグレードに設定してあるようだ。
パジェロへのMTの設定は官公庁向けだろうか?
意外だったのがBMWだ。MTの設定があったとしてもクーペ系くらいだと思っていたのだが、調べてみると1シリーズ・3シリーズにはしっかりと設定されてある。
この中から選ぶとすればどうなるだろうか?
まず、意外と数は多かったトヨタ勢はすべて消える。明らかに低排気量車の廉価グレードへの設定だからだ。これじゃぁつまらない。
WRXやランエボは、少々尖がり過ぎであろう。
RX-8はセダンと言うか4ドアクーペなので除外か。
エクストレイルやパジェロ、エスクードは、ノーマル車高でも祖母が乗り降りに難儀しそうだ。
BMWは当然のごとくFRだ。目まぐるしく変わる青森の冬の路面状況では少し厳しいかもしれない。一時たりとも気を抜けない、そんなプレッシャーを感じながら運転するのは、かなり疲れそうだ。
カイエンは論外である。価格的に。
小型のハッチバック車も、犬も同乗させるには厳しいかもしれない。
「ゆき」さんなら誰か同乗者の膝の上にも乗れるが、「こてつ」さんはフル乗車だとカーゴスペースしか居場所がなくなってしまう。ある程度カーゴスペースを大きくとっているモノが望ましい。
と、なるとレガシィのワゴンかフォレスター位か。
レガシィは3代前のモデルであるが乗っていたので、それを選択するにはやや消極的だ。
フォレスターは、今回の選択基準で言えばもっとも丸く収まっているのだが、あの無粋なキノコミラーが全てを台無しにしてくれる。
今回の妄想は、家族の幸せと私の欲求をすり合わせてみた妥協案であるが、所詮は妥協案。
結果を妄想シミュレートして導き出すと、なんとも無難かつ面白味の少ない結果が出てしまった。
いろいろな条件を総合すると、もっとも良い選択だとは思うのだが・・・
…このシリーズ、まだ続きます。多分。
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