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そう思います。

2月17日 金曜日 曇時々雪 最高気温-2.4度 最低気温-7.1度(青森)

特にネタも無いので今日漠然と感じたことでも。

朝、ニュースバラエティ番組を眺めていたら、芸能人だかスポーツ選手だったかが「~したいと思います。」と自身の今後の展望を語っていた。

常々感じていることなのだが、私はこの「~思います。」という表現があまりに多用されていることに違和感を感じている。

感想や考えを述べるときに使用するのは、まあいいだろう。個人的に好きではないが使い方としては間違っていないのではないだろうか。

だが、政治家や企業のトップなどが、今後の方針を語る時などでも「~したいと思います。」や「~に向けて努力したいと思います。」などと言うのは、どうも違和感を感じてしまう。

この表現は、実に日本人らしい断言を避けるようなものだ。

「~したい」と、まるでそうなればいいと希望的観測めいたことの後に、「思う」と続けているのである。
まるで他人事で、明言・断言をせず今後の責任から逃れるような口上である。

時には曖昧な言葉で明言を避けたい場合もあるだろう。
だが、あまりに多用されていて常に「~思います。」で締めくくられるのはいかがなものだろうか?

これが冒頭の若い芸能人やスポーツ選手であれば、一般的に多用されているが故に、あまり意識せずに使っているのだろうとも考えられるが、政治家やら企業のトップやらのリーダー的な存在の人間が、こんな言い方しかできないのでは誰も付いていく気になれないのではないかと、いらぬ心配をしてしまう。

そういえば、小学生の頃、何かを発表する際は「~だと思います。」といった形で発言するようフォーマットがあったような気がする。
実際、皆そのように発言し、教師がそれを是正するような事も無かった。
そして時を経て、我が子の授業参観などに参加しても、そんな様子は変わらない。
何か考えを述べるのであれば「私は~と考えます」「私は~の理由で~と考えられます。」と述べればいいし、回答を発表するのであれば「答えは~です。」でいいだろう。

「~と思います。」
日本人らしい、協調性を保ち突出しない柔らかく優しい表現である。
が、それも時と場合によりけりである。
類似しているが、印象を変える様々な表現方法があるのだから、これらを「~と思います。」と一括りにしないで、自分の考えを相手に伝えるための表現の仕方として様々な表現を学習させていくべきではないだろうか。

それとも国民総玉虫色が、この国の目指すところなのだろうか?

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